VIOLIN MAKER

Joerg Wunderlich イエルク・ブンダリッヒ

マルクノイキルヒェン（ドイツ）を拠点に、製作と修理・修復を行うマイスター。

ポイント

1967

誕生

エッカルト・リヒターのもとで修行・実務経験を積む

1990

マイスター資格取得（Meisterbrief）

1993

マルクノイキルヒェンに工房を開設

2001

「Jacobus Stainer」コンクール（バーデン=ヴュルテンベルク州）にて特別賞

現在

製作のほか、修理・修復も行う

イエルク・ブンダリッヒはドイツ・マルクノイキルヒェンを拠点とする弦楽器製作家（マイスター）です。エッカルト・リヒターのもとで学びと実務経験を積み、1990年にマイスター資格を取得。 1993年より自身の工房を構え、ヴァイオリンを中心に製作活動を行っています。

製作においてはオールドイタリーの巨匠たちを手本にし、外観の再現に留まらず、音色・反応・弾きやすさといった “性能”の研究にも重きを置いています。ガルネリやストラディヴァリなどの古典モデル研究は、作品の完成度を高めるための重要な要素です。

また、ニスの研究にも熱心で、仕上げの質感や透明感の良さが評価されることでも知られています。木材についても、長い時間を経たトーンウッドを厳選して用いる姿勢が語られています。

現在は新作製作に加え、修理やオールド楽器の修復にも対応し、幅広いニーズに応えています。