Gio Batta Morassi バイオリン
現代イタリアン・ヴァイオリン製作の金字塔
アントニオ・ストラディバリの再来とも称される、現代ヴァイオリン界の巨匠――ジオ・バッタ・モラッシ(Gio Batta Morassi, 1934-2018)。その作品は1970年代より現在に至るまで、世界中の音楽家・愛好家・コレクターを魅了し続けています。
モラッシが生み出す楽器は、深遠な響きと透明感のある音色、そして比類なき美的均衡を備えています。精緻を極めたアーチと優雅なニスの輝きは、熟練の技と美意識が結晶した芸術品そのもの。彼の手によるヴァイオリンは、現代イタリアンの市場において極めて希少であり、800万-1,000万円の高値で取引されることも頷けます。
本作品は、モラッシ晩年の手による円熟期の傑作。長年の経験と研ぎ澄まされた感性が注ぎ込まれ、響きはまるで熟成したワインのように豊潤で、繊細なニュアンスと力強さを見事に融合させています。その音は、奏者に高貴な余韻と気品ある表現力をもたらします。
彼の工房は現在、息子である シメオネ・モラッシ(Simeone Morassi)へと受け継がれ、父の精神と美学が今なお息づいています。
2018年2月27日、享年83歳でこの世を去るその瞬間まで、モラッシは現役の製作家として作業台に向かい続けました。
その遺作群は、もはや単なる楽器の域を超え、「コンテンポラリー」から「モダン」へと昇華した芸術作品として、後世に語り継がれています。
<お取り扱いのご案内>
ご使用後は、マイクロファイバークロス等で丁寧に拭き取り、清潔な状態で保管してください。
急激な温度・湿度の変化を避け、安定した環境での保管をおすすめいたします。
楽器専用のメンテナンス用品をご使用のうえ、定期的に専門工房での点検・調整を行ってください。
■ Gio Batta Morassi バイオリン 仕様
| 生産国 | : | イタリア クレモナ 2012 |
| サイズ | : | 4/4 |
| ボディ長(Body length) | : | 356mm |
| 表板 | : | スプルース |
| 裏板・側板 | : | メイプル |
| 指板 | : | エボニー |
| 糸巻き・テールピース・顎当て・エンドピン | : | ボックスウッド |
| 製作証明書 | : | 有り |
| 備考 | : | - |