典型的なバロックサウンドと自然な倍音
Chorda は、柔らかく穏やかな立ち上がりを持つ音の輪郭と、ガット弦ならではの 豊かな倍音と空気感のある響きが特長です。 近距離では素朴で落ち着いた音色ながら、ホールでは豊かな残響とともに自然に広がっていきます。
強く攻めすぎない、しなやかなアタック感は、バロック弓との相性も良く、 歴史的奏法におけるアーティキュレーションを繊細に表現してくれます。
バロック時代の響きを現代に。プレーンガット芯による、本格派ヒストリカル・セット。
Chorda(コルダ)ビオラ弦は、ドイツ Pirastro 社が手掛ける
本格ガット(羊腸)弦シリーズのひとつで、バロック楽器やヒストリカル・セットアップ向けに開発されたモデルです。
A・D線はプレーンガット、G・C線はガット芯+シルバープレーテッドワイヤーを巻き上げた構造を採用し、
非常に低めのテンションとしなやかな左手の感触、そして典型的なバロックサウンドを実現します。
440Hz はもちろん、415Hz を前提とした“strong”ゲージによるピッチ変更にも対応し、
歴史的奏法や古楽アンサンブルに理想的なセッティングが可能です。
※在庫状況・価格は各商品ページにてご確認ください。
プレーンガットを基調とした、柔らかく立体的な響き。歴史的奏法に最適なテンション設計。
プレーンガットならではのしなやかさと、温かく立体的な中低音が魅力。
Chorda は、柔らかく穏やかな立ち上がりを持つ音の輪郭と、ガット弦ならではの 豊かな倍音と空気感のある響きが特長です。 近距離では素朴で落ち着いた音色ながら、ホールでは豊かな残響とともに自然に広がっていきます。
強く攻めすぎない、しなやかなアタック感は、バロック弓との相性も良く、 歴史的奏法におけるアーティキュレーションを繊細に表現してくれます。
非常に低めに設計されたテンションにより、左手で弦を押さえたときの感触は 柔らかく、指に優しいフィーリング。 ポジション移動やビブラートも自然になじみ、長時間の演奏でも疲れにくい感覚が得られます。
弓に対してもしなやかに反応し、弱音のニュアンスからしっかりとした発音まで、 弓圧・弓速の変化を丁寧に音色へと反映してくれる設計です。
440Hz〜415Hz のチューニングに対応。楽器の個性と音楽スタイルにあわせたゲージ選択が可能。
Chorda ビオラ弦は440 Hz チューニングを前提とした Medium ゲージを基本としつつ、 415 Hz チューニングには Strong ゲージを推奨することで、 バロック期のピッチに合わせたテンションバランスも確保できるよう設計されています。
セット構成は、A(plain 14 1/2)、D(plain 19 1/2)、G(silver-plated copper 16 1/2)、 C(silver-plated copper 22 1/2)を基準としたミディアム・セット。 A・D線はノンノット仕様、G・C線はテールピース側にノット付きで、 ヒストリカルなテールピースやガットテールガットとの組み合わせにも対応しやすい構造です。
各弦ごとの張力(Medium/メーカー公表値)です。
| 弦 | kg | lbs |
|---|---|---|
| A | 6.0 | 13.2 |
| D | 4.9 | 10.8 |
| G | 5.0 | 11.0 |
| C | 4.4 | 9.7 |
※単位:kg / lbs(メーカー公表値に基づく目安)。
実際の張力の体感は、楽器本体・弓・セットアップ(駒・魂柱・テールピースなど)によって変化する場合があります。
Chorda(コルダ)ビオラ弦は、ガットならではの温かさと繊細なニュアンスを大切にする古楽奏者のためのセット。
歴史的な響きとしなやかなフィーリングで、あなたのビオラから新たな表情を引き出してくれます。