スパイラルコア構造による柔軟性と即応性
高密度スチールを螺旋状に撚り合わせたスパイラルコア構造により、単芯スチールに比べて柔軟性が高く、弓の動きに対するレスポンスが非常にスムーズです。
強めの弓圧にも余裕を持って応えながら、軽いタッチでも素早く発音。
スチール弦特有の切れ味を保ちつつ、手元にはしっとりと吸い付くような弾き心地をもたらします。
力強くも滑らかに。スパイラルコアが生む、精密で豊かなスチールサウンド。
Thomastik-Infeld Spirocore(スピロコア)は、オーストリア・ウィーンの名門 Thomastik-Infeld 社が開発した、螺旋状スチール・スパイラルコアを採用する革新的な弦シリーズです。
「Spirocore」という名が示す通り、螺旋状に撚り合わせたスチール芯線により、力強い音量と密度の高いトーンを保ちながら、しなやかで柔軟な弾き心地を実現。
明瞭な音の立ち上がり、伸びやかなサステイン、高い安定性が一体となり、「精密でありながら豊か」というスチール弦の理想形を体現しています。
※在庫状況・価格は商品ページにてご確認ください。
「スチールらしい俊敏さ」と「しなやかな弾き心地」を両立する、精巧な構造デザイン。
高密度スチールを螺旋状に撚り合わせたスパイラルコア構造により、単芯スチールに比べて柔軟性が高く、弓の動きに対するレスポンスが非常にスムーズです。
強めの弓圧にも余裕を持って応えながら、軽いタッチでも素早く発音。
スチール弦特有の切れ味を保ちつつ、手元にはしっとりと吸い付くような弾き心地をもたらします。
スピロコアのサウンドは、極めて太い音の芯と明確な音像が特長。低弦域では重厚で深い響き、高弦域では輝きのあるクリアな輪郭を描き、ホールの隅々まで音が届きます。
湿度・温度変化の影響を受けにくく、ピッチの安定性と耐久性も高水準。
アンサンブルでもソロでも、どのポジションでも均質で滑らかなトーンを維持します。
メーカー公表値および代表的な仕様に基づいた、Spirocore バイオリン弦(Medium)の張力データです。
| 弦 | kg | lbs | 仕様 |
|---|---|---|---|
| E | 7.5 | 16.5 | Aluminum wound |
| E | 7.5 | 16.5 | Chrome steel |
| A | 6.0 | 13.2 | スパイラルコア+巻線 |
| D | 5.0 | 11.0 | スパイラルコア+巻線 |
| G | 4.6 | 10.1 | スパイラルコア+巻線 |
※単位:kg / lbs
※E線はアルミ巻き/クロムスチール仕様など、モデルにより構造が異なりますが、張力値はほぼ同等です。
スパイラルコア構造によるしなやかな弾き心地と、ホールを満たす力強いプロジェクション。
Spirocore は、現代のステージにふさわしいスチール弦を求める奏者のための、信頼できる選択肢です。