柔らかく、しかし輝きのあるガットサウンド
Chorda は、典型的なガット弦のウォームでソフトな響きを持ちながら、 「brilliant and soft sound」と表現されるように、音の芯には適度な明るさと輪郭があります。
強く押しつけるのではなく、弓を“乗せる”ような奏法と相性が良く、 歌うようなレガートや、古楽的なアーティキュレーションを美しく表現できます。
バロック音楽のために設計された、本格プレーンガット弦。非常に低いテンションと、柔らかく輝きのあるサウンド。
Chorda(コルダ)チェロ弦は、ドイツの老舗弦メーカー Pirastro(ピラストロ) が、
バロックチェロのために開発したオーセンティックなガット弦シリーズです。
A・D線はプレーンシープガット、G・C線はガット芯にシルバーメッキ銅線を巻いた構造で、
非常に低いテンションと、ブリリアントでありながらソフトな音色を実現。
左手のフィーリングも柔らかく、繊細なアーティキュレーションや音色変化をつけやすいのが特長です。
バロック楽器用としてはもちろん、モダンチェロでも18世紀的な音楽美学を追求したい奏者に選ばれているガット弦です。
※在庫状況・価格は各商品ページにてご確認ください。
authentic strings for baroque instruments──本格的な古楽演奏のために設計された、低テンション・ガット弦。
低テンション設計により、柔らかな音色と高いモジュレーション能力を備えたバロックチェロ弦。
Chorda は、典型的なガット弦のウォームでソフトな響きを持ちながら、 「brilliant and soft sound」と表現されるように、音の芯には適度な明るさと輪郭があります。
強く押しつけるのではなく、弓を“乗せる”ような奏法と相性が良く、 歌うようなレガートや、古楽的なアーティキュレーションを美しく表現できます。
非常に低い張力で設計されているため、左手の押さえ込みが軽く、 ビブラートやポジション移動がしなやかにコントロールしやすいのが大きな魅力です。
右手に対しても繊細に反応し、小さなボウイングの変化がそのまま音色に反映されるため、 ニュアンス豊かなダイナミクスコントロールを求める奏者に向いています。
コンディション管理と弦のケアを前提に、音色と表現を最優先するバロックチェリストのための選択肢。
Chorda はプレーンガットを主体とする本格派ガット弦のため、 スチール弦やシンセティック弦に比べると、温度・湿度変化の影響を大きく受けます。
その分、古楽的なチューニングや繊細な音程感を大事にする演奏スタイルでは、 ガットならではの生きた響きと高いモジュレーション能力が、他の弦では得られない表現力をもたらします。
各弦ごとの張力(Medium/4/4/メーカー公表値をもとにした目安)です。
| 弦 | kg | lbs |
|---|---|---|
| A | 11.0 | 24.2 |
| D | 9.4 | 20.7 |
| G | 9.6 | 21.1 |
| C | 9.4 | 20.7 |
※単位:kg / lbs(メーカー公表値を参考にした目安)
Chorda Cello Strings(コルダ チェロ弦)は、プレーンガット主体の構造による柔らかく暖かなサウンドと、
非常に低いテンションのしなやかな弾き心地を備えた、バロックチェロのためのガット弦。
歴史的奏法や古楽レパートリーに本格的に取り組むあなたの表現を、自然で有機的な響きで支えてくれます。