Vision Titanium Orchestra は、クリアでフォーカスした音像を保ちながらも、 過度にシャープになりすぎないよう設計されています。
ミドルレンジに程よい厚みとしなやかさがあり、弦全体として落ち着いた統一感のあるトーンが得られます。

そのため、オーケストラの中ではセクションサウンドに自然に溶け込みつつ、 必要な場面では旋律を前に出すことができる、バランスの取れたキャラクターとなっています。

Vision Titanium Solo は、ソロイスト向けに設計されたシリーズで、 音の輪郭が非常にクリアかつシャープに前に出るキャラクターを持っています。

高いブリリアンスと投射力
ソロやコンチェルトでの存在感を重視した設計
やや明るく、タイトでダイレクトなレスポンス

対して Vision Titanium Orchestra は、 セクションやアンサンブルの中での「溶け合い」と「輪郭」のバランスを意識した音色設計です。

やや落ち着いたトーンで、耳当たりが柔らかい
ピッチ感と音程の安定性が高く、セクションで合わせやすい
長時間のリハーサル・本番でも聴き疲れしにくい設計