豊かな倍音と、柔らかなタッチ
シープガットコアによる Eudoxa のサウンドは、とても暖かく、複雑な倍音構造が特長です。 ひとつひとつの音がよく混ざり合い、アコースティックな編成の中でも自然に溶け込みます。
スチール弦と比べると音量のピークは控えめですが、 音の輪郭が柔らかく、ニュアンスの幅が広いため、 弓圧やスピードの違いが音色に繊細に反映されます。
ガットならではの暖かさと、澄んだブリリアンス。 アルコもピチカートも味わい深い、伝統的ガット・コアの定番弦。
Eudoxa Double Bass Strings(オイドクサ コントラバス弦)は、
ドイツ Pirastro(ピラストロ)社のハンドメイド・シープガットコア弦シリーズです。
すべての弦はシープガット(羊腸)コアに、丁寧に巻かれたシルバー巻線を組み合わせ、
伝統的な製法で手作業で巻線・研磨されています。
サウンドは非常に暖かく、フルで複雑な倍音を持ちながら、
明瞭でブリリアントな側面も備えたキャラクター。アルコ/ピチカートどちらにも適しており、
ジャズ・オーケストラ・ソロなど、表現豊かなガットサウンドを求める場面で選ばれています。
※在庫状況・価格・セット内容は各商品ページにてご確認ください。
※本ページの張力データは 3/4 サイズ・Medium(オーケストラチューニング)の数値です。
手巻き&研磨されたシープガットコア弦。 アルコでもピチカートでも、ニュアンス豊かな音色変化を楽しめるモデルです。
ガットらしい柔らかさと、シルバー巻線によるクリアさのバランス。 アルコでは豊かな歌心を引き出し、ピチカートでは長いサステインでラインを支えます。
シープガットコアによる Eudoxa のサウンドは、とても暖かく、複雑な倍音構造が特長です。 ひとつひとつの音がよく混ざり合い、アコースティックな編成の中でも自然に溶け込みます。
スチール弦と比べると音量のピークは控えめですが、 音の輪郭が柔らかく、ニュアンスの幅が広いため、 弓圧やスピードの違いが音色に繊細に反映されます。
シルバー巻線と精密な研磨により、ガット弦でありながら明瞭でクリアな発音を実現。 アルコでは立ち上がりが良く、ピチカートでは長く続くサステインが魅力です。
ジャズでは、特に G・D 弦がよく伸びるピチカートとして好まれ、 ウォーキングラインやメロディを気持ちよく支えてくれます。
ガット弦特有の“慣らし”と、湿度・温度変化への反応を理解して付き合えば、 長く付き合えるメインセットとして、豊かな表現力を支えてくれます。
シープガットコアは、シンセティックやスチールと比べて慣らし時間がやや長く、 張り替え直後はピッチやフィーリングが落ち着くまでに時間を要することがあります。 そのぶん、安定してきたあとの音色の深さや柔らかさは、他の素材では得がたい魅力です。
湿度や温度の変化には比較的敏感ですが、 室内環境が安定していれば、ある程度落ち着いたチューニングを保ちやすくなります。 ケース内の湿度管理や、季節の変わり目のケアを意識すると安心です。
オーケストラチューニング(G?D?A?E)、Medium ゲージの張力データです。 数値はメーカー公表値にもとづく目安です。
| 弦 | kg | lbs |
|---|---|---|
| G | 28.8 | 63.4 |
| D | 28.8 | 63.4 |
| A | 29.7 | 65.4 |
| E | 27.0 | 59.5 |
※単位:kg / lbs(メーカー公表値に基づく目安)
※ガットコア弦は、使用環境・セッティング・経年変化によって体感テンションが変わる場合があります。
Eudoxa Double Bass Strings(オイドクサ コントラバス弦)は、
ガットコアならではの暖かく複雑なトーンと、シルバー巻線のクリアさをあわせ持つセットです。
アルコでもピチカートでも表情豊かなサウンドを引き出したいとき、
ぜひ一度、オイドクサの世界を試してみてください。