力強さと輝き
ガットの温かな基音を残しながら、高音域まで明瞭さと輝きを出せる方向です。
About
Passione Solo(パッシオーネ ソロ)は、PIRASTROが手がける4/4バイオリン用ガットコア弦です。 A・D・G線に羊腸ガットコアを使用し、ガットならではの豊かな響きを持ちながら、力強さ、輝き、投射をより明確にした方向が特徴です。
広いダイナミックレンジと音色変化を持ち、弱音から強音まで反応する構成です。 通常Passioneよりも存在感を明確にしながら、ガット弦の滑らかさや複雑な響きを残したいときのシリーズです。
Powerful. Brilliant. Projecting.
ガットの温かさを土台に、響きをより前へ。 Passione Soloは、力強さ・輝き・投射を意識したガットコア弦です。
Gut core
Passione SoloのA・D・G線は、羊腸を使ったガットコアです。 PIRASTROではガットコアを伝統的な方法で製造し、巻線・研磨まで手作業で仕上げています。 ガットコアは、温かくニュアンスに富んだ音色を特徴とする天然素材です。 一方で温度や湿度による変化を受ける性質もあるため、シンセティック弦とは異なる扱い方が必要になります。
Character
力強さ、投射、反応を中心に特徴を整理しました。
ガットの温かな基音を残しながら、高音域まで明瞭さと輝きを出せる方向です。
響きが内側にまとまりすぎず、音を前へ届けたいときの構成です。
ガットコアでありながら反応をつかみ、幅広い強弱やアーティキュレーションへつなげたいときの特徴です。
Sound
Passione Soloは、ガットの温かさを残しながら、輝きと投射をより明確にしたガットコア弦です。
羊腸ガットコアならではの丸みや奥行きを残しながら、音の土台に厚みを加えたいときの方向です。
Passioneのガットらしさを持ちながら、より明るく輝く方向を比べたいときの候補です。
音像を明確に保ちながら、響きを前へ届けたいときの特徴です。
広いダイナミックレンジと音色変化を持ち、強弱や弓の変化を細かく表現へつなげたいときの候補です。
※ 実際の音色・反応・弾き心地は、楽器、弓、駒・魂柱の調整、奏法、温湿度などによって変わります。
Passione vs Solo
どちらも羊腸ガットコアを使いますが、Soloは力強さ・輝き・投射をより意識した方向です。
Power / Brilliance / Projection
ガットの質感を残しながら、存在感と投射を明確にする方向。Mediumのみ。標準合計張力は22.3kgです。
Warm / Round / Complex
丸く温かく、複雑な音色変化。ガットらしい奥行きを基準にしたいときの構成です。複数ゲージから選べます。
※ Soloは「張力を高くしたPassione」ではありません。標準セットの公称合計張力はどちらも22.3kgです。
Gauge
Passione Soloは4/4・Mediumのみの設定です。 PIRASTROでは、SoloのA・D・G線は通常PassioneのMediumよりわずかに太いと説明しています。 ただし公称張力はA 5.0kg、D 4.9kg、G 4.6kgで、通常Passioneの標準Mediumと同じ数値です。 「Solo=高張力」というより、構造と音色設計の違いとして比べる方が適切です。
E string
A・D・G線はガットコアですが、E線はスズメッキ・カーボンスチールです。ボールとループは別型番です。
標準MediumセットのボールエンドE線です。Silvery Steelは、特殊カーボンスチールにスズメッキを施したE線です。0.26mm/7.8kg。
素材・太さ・張力はボールエンドと同じです。ループ対応アジャスターを使用する場合はこちらの仕様になります。
Spec
SoundScapeで掲載しているPassione SoloのMedium構成です。
| 線種 | 型番 | 素材 | エンド | 張力 kg |
|---|---|---|---|---|
| E | 311381 / 311981 | カーボンスチール/スズメッキ | ボール/ループ | 7.8 |
| A | 219281 | ガットコア/アルミ巻 | ボール | 5.0 |
| D | 219381 | ガットコア/シルバー巻 | ボール | 4.9 |
| G | 219481 | ガットコア/シルバー巻 | ボール | 4.6 |
※ 標準Mediumセット:E 0.26 / A・D・G Medium。4本合計張力22.3kg。
※ E線:311381=ボール、311981=ループ。A・D・G線はボールエンドです。
Set
E線のエンド形状を含めて全体を整えるか、現在のE線を残すかで選べます。
Silvery Steel E線のボールエンドと、Passione SoloのガットコアA・D・G線を組み合わせた標準Mediumセットです。
A・D・G線は同じ構成で、E線のみループエンドを使用するセットです。
現在使用しているE線を残し、中低音側だけをPassione Soloのガットコアへ変更したいときの構成です。
G string
Passione Solo G線は、ペグ側の色糸部分がA線・D線より長く作られています。 これは製造上の誤差ではなく、ペグボックス内で弦が切れることを防ぐための意図的な構造です。 張った直後は色糸部分が上ナット付近まで届く場合がありますが、ガットコアの伸びが進むにつれて位置が変化します。 PIRASTROでは、おおむね2〜3日で伸びの過程が落ち着くと説明しています。
※ 楽器の寸法によって、張った直後から問題なく収まる場合もあります。
Lineup
セット交換から単品交換まで、必要に合わせて選べます。
Comparison
Passione Soloを基準に、ガットらしさ・音色・扱い方の違いから比べるときの目安です。
Power / Brilliance / Projection
ガットコア。力強さ、輝き、投射。ガットの質感を残しながら、存在感を明確にしたいときの方向です。
Warm / Round / Complex
ガットコア。丸く温かい基音と複雑な倍音。ガットらしい温かさと奥行きを基準にしたいときのシリーズです。
Warm / Brilliant / Deep
ガットコア。輝きがあり、豊かで複雑。伝統的ガットの華やかさや色彩感を比べたいときのシリーズです。
Warm / Round / Calm
ガットコア。温かく複雑で丸みのある方向。より穏やかな伝統的ガットを比べたいときのシリーズです。
Volume / Focus / Response
シンセティックコア。大きな音量と明確な投射。温湿度への安定性と投射を比べたいときのシリーズです。
※ 比較はシリーズ選びの目安です。楽器や奏法、調整、温湿度によって印象は変わります。
Brand
PIRASTROはドイツ・オッフェンバッハを拠点とする弦メーカーです。 1798年以来、ガット、シンセティック、スチールなど幅広い弦を製造しています。 バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス用の弦を中心に、素材の選定から製造までを手がけ、奏者の多様な要望に応える弦づくりを続けています。
FAQ
Care
天然素材のため、温度・湿度と駒の状態だけ先に確認してください。
ガットは天然素材のため、温度・湿度によって張力や音程が変化します。高温多湿、極端な乾燥、急激な温度変化をできるだけ避けてください。
弦は1本ずつ交換し、駒が大きく傾かないよう確認してください。張替え直後はガットコアが伸びるため、状態を確認しながら調弦してください。
E線はボールエンドとループエンドが別型番です。A・D・G線はボールエンドです。G線のペグ側の色糸が長いのは、メーカーが意図した構造です。
本ページはSoundScapeによる商品紹介ページです。音色や弾き心地は、楽器・弓・調整・奏法・使用環境によって異なります。
価格・在庫は各商品ページをご確認ください。
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