Oliv 弦の芯線には、厳選された天然シープガット（羊腸）が使用され、熟練の職人による手作業で製造されています。 撚り合わせ、巻線、研磨、仕上げに至るまで伝統技術が息づき、一本一本が楽器の一部となるような仕上がりです。

その結果、現代の合成弦では再現しきれない、深く複雑で、気品あふれる響きを獲得。 ガット弦特有の柔らかさと温もりが、フレーズごとの呼吸や間合いを豊かに表現してくれます。

Oliv では、弦の太さ（ゲージ）を 1/4 PM 変えるごとに張力が約3％変化するよう設計されており、 奏者の好みや楽器のキャラクターに合わせて繊細な音色調整が可能です。

また、D線の Silver 巻 は標準のゴールド-アルミ巻に比べ倍音がより豊かで、反応性にも優れる仕様。 さらに、「Stiff／Rigid」バージョンでは D 線・G 線が一層力強く、重厚な響きを生み出します。

仕様選びのヒント
・より華やかで軽やかなレスポンス → 標準ゲージ＋Gold-Aluminum D
・中低音の厚み・重心感を重視 → Silver D や Rigid D・G を検討
・楽器との相性をじっくり探りたい場合は、ゲージ違いや D 線仕様の組み合わせを試すのもおすすめ