分数バイオリン選び方
分数バイオリン選び方

親が思っている以上に子供は凄いスピードで成長しています。成長にあわせバイオリン選びをすると失敗の原因ともなります。ここでは、なるべく失敗の無いバイオリンの選び方をご案内しています。

バイオリン選びのポイント

ポイント1: 楽器のサイズは身長と腕の長さで決まる

まずは上記の身長とサイズの一覧表でおおよそのサイズを決めてください。その後は楽器を構えて選びましょう。
お子様が無理せず自然に楽器を構えられている状態がベストです。まずはバイオリンを自分の左肩に置き構えましょう。次に、左手をのばしてスクロール(うず巻き)を持ち、腕が伸びきっていたり(バイオリンが大きい)、90度位肘が曲がっている(バイオリンが小さい)ようでしたら、他のサイズのバイオリンを選んでください。

ポイント2: コンクールや発表会近くの方はジャストサイズ

無理して購入するよりは、今使用している少し小さいけれど慣れているバイオリンを使用してください。 または、どうしても買ってすぐにしっかりと弾きたい方はジャストサイズのバイオリンをお選びください。 購入するのであれば、ちょっと価格が高いですが音が出易いオールドバイオリンを選びましょう。 オールド楽器は、はじめから音が出易く、柔らかく深い、新作では出せない音色を出してくれます。

ポイント3: 半年先を狙う方はワンサイズ大きめ

現代の子供は私たちの頃と比べ「身長に対して手足が長く」身長が低くてもワンサイズ大きなバイオリンでも あってしまう事があります。その場合は、ワンサイズ大きくても問題はありません。はじめは体力的に劣り バイオリンが重く感じてしまうが、慣れてしまえば問題ありません。 しかし腕がバイオリンに対して短い場合の購入はお勧めできません。

まだまだ先に発表会がある方は、新作の購入をお勧めいたします。新作と言っても、無理して数十万の新作楽器を購入しても音が鳴り始める頃にはサイズアップとなり使用できなくなり、無駄なお買い物で終わってしまいます。 もちろん、新作は弾き込めば、どんどん音がなり、刺々しさが無くなってくる感覚がわかり、バイオリンと共に成長している自分がわかる事でしょう。しかし分数バイオリンの使用期間は本当に短いです。無理に高いのを購入するよりは、安価でありながら品質が良いバイオリンを購入すれば、高額の新作楽器よりも良い楽器となることでしょう。

成長に応じたロスをなくす方法

ポイント1: サイズが少し大きいと思ったら「駒・上ナット」の調整をしよう。

駒と上ナットの調整とは、駒と上ナットを削ります。削る事により 弦高(げんこう)という、指板(しばん)と弦の距離を近づける(弦高を低く)と、指の力がなくても抑え易くなります。少しバイオリンが大きくても、この調整でカバーできてしまうことがあります。後々、駒や上ナット交換で弦高を上げる事もできます。
弦高を低くすると、レスポンスは良くなり、音に張りがなくなります。初心者やお子様は弦高は低い方が弾きやすいでしょう。

ポイント2: スチール弦からナイロン弦に替えてみよう。

子供用の練習弦といえば、スチール弦が頭に思い描かれると思います。スチール弦は「耐久性がよく、長持ちする」「音量がでる」のメリットがありますが、指を痛がる子供がいます。
スチール弦からナイロン弦に張る替える事により、指に優しく、弦を抑え易くなる可能性もございます。

ポイント3: サイズアップの際は、下取りに出そう。

バイオリンを購入するにあたり注意する点は、サイズアップする時に下取りが出来るかどうかが重要です。
分数バイオリンは大人サイズ(4/4)サイズになるまで6種類あり、すべての分数楽器を購入すればかなりの出費となります。重要なのは、そのお店で購入したバイオリンを同じお店で下取り可能かを確認しましょう。

 

中国製バイオリンは下取り不可がほとんど、販売価格の金額で下取りますと言われていたけど実際には半分以下となっていた。などなど、お客様から話に聞くと様々です。
当店では購入していただきましたお客様に分かりやすく40%で下取りをしております。バイオリンや弓、ケースの状態で30%になる可能性もございます。

 

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