DETAIL
VIOLIN PILLOW / VP-2568
バイオリン ピロー VP-2568
「備えあれば患いなし」
バイオリンの健康状態を長く保つうえで、見落とされがちなのがネック周りの変化です。
本製品は、当社バイオリン工房にも修理相談が寄せられる「ネック下がり」に着目し、
表板と指板のすき間に挟むだけで、日常保管時のリスクを簡易的に抑えることを目的としたサポートアイテムです。
なぜ「ネック下がり」に備えるのか
バイオリン製作には、いくつもの基準寸法があります。その中でも重要な指標のひとつがネックプロジェクションです。
ネックプロジェクションとは、指板の延長線上が駒のどの高さに当たるかという考え方で、
標準的には表板から約27mmが目安とされています。
もしこの数値が基準より低くなると、職人の現場では「ネックが下がっている」と表現されることがあります。
ネック下がりは、演奏性や音の出方に影響するだけでなく、
標準寸法へ戻す作業は楽器への負担やリスクが大きく、作業工賃も高額になりやすいのが実情です。
そのため、日頃から「変化が起きにくい環境」をつくることが、結果的に楽器を守ることにつながります。
製品コンセプト
VP-2568は、着物の端切れを活かした「和柄」シルク生地を外装に使用し、
内部には綿を詰め込んだ、やさしい当たりのピロー形状です。
楽器とケースの扱いは毎日のことだからこそ、手間を増やさずに取り入れられることが大切。
本品は工具不要で、必要なときに挟むだけのシンプルな発想で、
日常保管時のサポートとしてご活用いただけます。
使用方法
バイオリンをケースに収める際、表板と指板の間にVP-2568を挟み込んでください。
位置は「無理なく収まる範囲」で問題ありません。
中綿を厚めにしているため、指板に入りづらい場合は、指で軽く押して厚みを調整し、
端を指板にかませるようにセットしてください。
使用を重ねることで中綿はなじみ、適度な厚さになっていきます。
主な特徴
- 簡単セット:表板と指板の間に挟むだけ(工具不要)。
- 素材:外生地は和柄シルク/中材は綿。
- 日常保管のサポート:ネック下がりに備えるための補助アイテム。
- 厚み調整:入りづらい場合は指で軽く圧縮して調整可能。
- 経年でなじむ:使用により中綿が落ち着き、程よい厚さに変化。
【注意点|使用してはいけない楽器】
柔らかいニス(柔らかニス)の楽器には使用しないでください。
例:個人製作家のバイオリンなどで、オイルニスを複数層に重ねて仕上げた楽器は、
ニス配合や層数により硬化時間が異なります。
「持っただけで指紋が付く」「肩当ての金具跡が残る」「駒脚付近のニスがずれる」など、
ニスが柔らかいと感じる状態の楽器には、絶対に使用を控えてください。
当社で責任は負いかねます。予めご了承ください。
■ バイオリン ピロー VP-2568 仕様
| 素材(外生地) | シルク |
| 素材(中) | 綿 |
| サイズ | 約 7.5×2.5×1.5 cm |
| 生産 | 日本 |
| 備考 | - |
CALENDAR
2026年3月
| 日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
| 1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
| 8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
| 15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
| 22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
| 29 |
30 |
31 |
|
|
|
|
2026年4月
| 日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
|
|
|
1 |
2 |
3 |
4 |
| 5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
| 12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
| 19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
| 26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
|
|
バイオリン楽弦・楽器販売 Copyright(c)2006-2026 北里楽器株式会社 All Rights Reserved.