Charles Nicolas Bazin Violin Bow
Charles Nicolas Bazin による、1880年頃製作のバイオリン弓です。
フランス・ミルクールを代表する弓製作者の一人で、現在も安定した評価を受けるフレンチボウメーカーとして知られています。
■ Charles Nicolas Bazin バイオリン弓 仕様
| 作者 | : | Charles Nicolas Bazin |
| 生産国 | : | Mirecourt France |
| 製作年 | : | 1880年頃 |
| 刻印 | : | Non signé(刻印なし) |
| スティック | : | Round / Red-Brown Pernambuco |
| フロッグ | : | Nickel / Ebony / Pearl Eye |
| ヒール | : | Square Heel |
| ボタン | : | Replacement Button |
| 鑑定書 | : | Raffin / Le Canu / Bigot |
Charles Nicolas Bazin
Charles Nicolas Bazin は、19世紀フランス・ミルクールを代表する弓製作者の一人です。
Bazin 家はミルクール弓製作の中心的存在として知られ、現在もフレンチボウの重要な系譜として評価されています。
やや幅広で低めのヘッド、丸みのあるフロントライン、柔らかいエッジなどは Bazin 家の弓に見られる典型的な特徴です。
この弓について
本弓は1880年頃に製作されたバイオリン弓で、赤褐色のペルナンブーコによる丸棒スティックを備えています。
黒檀フロッグ、パールアイ、ニッケルマウント、スクエアヒールなど、19世紀ミルクール弓の特徴を備えた構成です。
写真確認の範囲では、ヘッド形状、スティック材、フロッグ仕様などは Bazin 系の作風と整合しています。
鑑定書について
付属する真正鑑定書は、2023年8月31日パリにて作成されたものです。
Yannick Le Canu、Sylvain Bigot、Jean-François Raffin(協力)の連名による鑑定で、現在のフランス弓鑑定において信頼性の高いグループによる証明となります。
鑑定書では「Non signé(刻印なし)」の個体として記載されており、またスクリューのボタンは後補であることが記されています。