Louis Joseph Morizot pere による1930年頃のヴィオラ弓です。ミルクールの流れを受け継ぐ端正な造形を土台に、丸棒の赤系ペルナンブコならではのしなやかさと、音の芯を保ちやすい反応が感じられる仕上がりです。低音側に厚みを持たせたいヴィオラらしい鳴りに向き合いやすく、輪郭を崩さずに弾き進めたい場面でも扱いやすい魅力があります。さらに、Jean-Francois Raffin による真正鑑定書が付属しており、演奏用としてだけでなく、作者帰属の明確さを重視して選びたい方にも検討しやすい内容です。
Louis Joseph Morizot pere は、フランス・ミルクールを代表する弓製作者のひとりです。フレンチボウの伝統を受け継ぎながら、整った造形、安定したつくり、実用性の高さで知られ、現在も高く評価されています。ミルクールらしい端正な仕事を土台に、演奏の場で扱いやすい弓を数多く残してきたことでも知られ、資料的価値と演奏用としての魅力をあわせ持つ存在として注目されています。後の Morizot 一族へつながる流れを考えるうえでも重要な作者であり、フランス弓の系譜を語る際にも欠かせない存在です。
商品説明
本弓は約1930年頃に製作されたヴィオラ弓で、上質な赤系ペルナンブコ材の丸棒スティックを備えた、典型的なフレンチボウです。銀装フロッグ、マザーオブパールの装飾、ダブルリング仕様のボタンなど、当時のミルクール弓らしい見どころが揃っており、フロッグ上部のスティックには L. MORIZOT の刻印も確認できます。Jean-Francois Raffin による真正鑑定書が付属しているため、作者帰属の明確さを重視しながら、演奏と保管の両面で納得感を持って選びたい方に向いた内容です。
資料性と演奏性の両方を大切に選びたい方へ
ミルクールらしい端正な仕事と、Louis Joseph Morizot pere の確かな作者性を重視して選びたい方に向いたヴィオラ弓です。鑑定書付きで、演奏用としても将来を見据えた保管対象としても検討しやすい内容です。