Emile François Ouchard père Violin Bow
真正鑑定書付属。1930年頃製作のフランス弓らしい端正な一本。
Ouchard バイオリン弓について
Emile François Ouchard père による、1930年頃製作のバイオリン弓です。スティックには PILLOT A PARIS の焼き印が確認されており、Jean-François Raffin、Yannick Le Canu、Sylvain Bigot による真正鑑定書が付属します。
ミルクールを代表する弓製作家のひとりとして知られる Ouchard père の作風をよく示した一本であり、資料面・仕様面の両方から見ても安心感のある個体です。
仕様表
| 作者 | Emile François Ouchard père |
| 焼き印 | PILLOT A PARIS |
| 生産国 | Mirecourt France |
| 製作年 | 1930年頃 |
| スティック | Round / Red-Brown Pernambuco |
| 長さ | 72.5 cm |
| フロッグ | Nickel / Ebony / Pearl Eye |
| ボタン | Nickel / Ebony / 3 Part / Double Ring |
| 鑑定書 | Jean-François Raffin / Yannick Le Canu / Sylvain Bigot |
| 備考 | スティック後部に小さな打痕あり |
特徴
本弓は、1930年頃のフランス弓らしい端正な構成を備えた一本です。赤褐色のペルナンブコによる丸棒スティック、黒檀フロッグ、ニッケルマウント、3ピースボタンという仕様は、実用性と資料性の両面から見ても魅力があります。
また、スティックに確認される PILLOT A PARIS の焼き印は、単なるブランド表示にとどまらず、当時のフランス弓流通のあり方を示す要素でもあります。仕様のまとまりに加え、焼き印と鑑定書を含めて、個体としての背景が明確である点も本弓の大きな特徴です。
ブランド説明
Emile François Ouchard père は、ミルクールを代表するフランス弓製作家のひとりです。精度の高い作りと力強さを感じさせるスティックで知られ、今日でもフレンチボウの名工として高く評価されています。
その作品には、整ったヘッドの造形、流れのよいライン、素材選びの確かさなど、フランス弓らしい洗練が見られます。本弓もまた、そうした Ouchard père の作風をうかがわせる一本といえます。
個体説明
本弓は約1930年頃に製作されたバイオリン弓で、赤褐色ペルナンブコの丸棒スティック を備えています。フロッグは ニッケル/黒檀/パールアイ 仕様、ボタンは ニッケル/黒檀/3パート/ダブルリング 仕様となっており、全体として端正にまとめられています。
フロッグ上部のスティックには PILLOT A PARIS の焼き印が確認されます。この焼き印は作者名そのものではなく、Ouchard père が製作し、Pillot 名義で販売された弓 であることを示すものです。当時のフランス弓に見られる流通形態のひとつであり、本個体の背景を知るうえでも重要な要素です。
なお、スティック後部には小さな打痕が見られますが、個体情報として明示されていることで、状態把握のしやすさにもつながっています。
鑑定書説明
付属する真正鑑定書は、Cabinet d’Archetiers Experts によるものです。Jean-François Raffin、Yannick Le Canu、Sylvain Bigot の連名による鑑定は、フランス弓市場でも信頼性の高い証明として知られています。
鑑定書の記載内容と、ヘッド形状、フロッグ仕様、スティック材、焼き印の状態には整合性があり、資料面でも安心感のある一本です。
※掲載情報はご注文前に商品ページの内容もあわせてご確認ください。