VIOLIN MAKER

Giorgio Scalmati ジョルジオ・スカルマーティ

マントヴァの伝統を受け継ぐ、イタリアのバイオリン製作家。

ポイント

1938

イタリア・マントヴァに生まれる

製作を学び、Bruno Barbieri 工房で研鑽

1991

バヴェーノ・コンクール：最優秀ニス賞

1993

ブダペスト・コンクール：金メダル（Vn）／銅メダル（Va）

1994

モスクワ（チャイコフスキー）：ファイナリスト

1996

ヴィエニャフスキ：最優秀ニス賞

ジョルジオ・スカルマーティは1938年、イタリア北部マントヴァに生まれた製作家です。
早くから製作の道を志し、Bruno Barbieri 工房で経験を積みながら、製作技術と音響への理解を深めていきました。

その後、クレモナの巨匠ジオ・バッタ・モラッシからも大きな影響を受け、材料選びや仕上げ（とくにニス）を含めた総合的な完成度を追求します。
伝統的なクレモナ・スタイルを軸にしつつ、マントヴァの名匠ステファノ・スカランペラのモデルにも定評があり、世界各地の演奏家へ楽器を届け続けています。

コンクールでも優秀な成績を収め、ニス（ヴァーニッシュ）に関する受賞歴を含む実績が知られています。
作品は、落ち着いた佇まいと品のある響きを併せ持ち、ステップアップ層から本格的な演奏家まで幅広く支持されています。